政府は11日、鳩山首相が公邸に入居した際の費用について、公表していた内装補修費413万円に加え、清掃などに281万円かかっており、実際の支出額は694万円だったと正式に発表した。
政府は9日に閣議決定した野党議員の質問主意書に対する答弁書で、鳩山首相については内装補修費のみを示す一方、過去3代の首相については清掃費を含めた支出額を公表していた。これについて、平野官房長官は11日の記者会見で、「(鳩山首相分は)工事代についての設問(だけ)だった。決して隠したということはない」と釈明した。
同時に平野長官は、入居時の支出額が382万円と鳩山首相に次いで多かった麻生前首相の在任中に、公邸の空調などの設備工事(441万円)を行ったと切り出し、麻生氏の支出額は「在任中にかかったものとしては914万円だ」と指摘した。記者会見後に配布した資料では、歴代首相分は鳩山首相の支出額とは単純比較できない「在任中」の費用を加えて鳩山首相の支出額が突出した印象を与えないよう「配慮」をのぞかせた。
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